PDF作成/入力/書き込み

ここではPDF作成やテキストの入力・書き込みに焦点を絞り、関連するPDFソフトの機能について解説しています。またWindowsの標準的なアプリケーションを使ったPDF作成方法についてもご紹介します。

PDFの作成

PDFソフトを使ったPDF作成は元となるファイルを読み込み、それをPDFに変換する流れが基本です。ソフトに搭載されている機能により複数ファイルを統合したり、スキャナと連携するなどが可能。

その他、オフィスなどのソフト側に搭載されているPDF出力機能で作成したり、印刷イメージをPDF化するだけであれば、プリンタ設定をPDFで保存にするといった操作で簡単にPDFが作成できます。

PDFの作成/編集に強いおすすめの有料版ソフト一覧を見る

PDFへの直接入力

表示しているPDFに直接テキストを追加したい場合は、入れたい場所にテキストフィールドを追加して文字を入力すればできます。こういった直接入力できる機能を求めて、有料版のPDFソフト導入する方もいるでしょう。

直接テキストを入力のほか、注釈テキストを挿入したり、署名入力が可能、ヘルプメニューなどを使って、使用しているPDFソフトに搭載されている機能を確認しておくことをおすすめします。

入力フォーム作成機能

これは入力フォームを使ってPDF内にテキストを追加することではなく、入力フォームそのものを作成する機能。例えば申込用紙や契約書といった、指定の場所に名前や電話番号を入力させたいといった場合に使います。

テキスト入力フォームは何箇所でも設定できますので、必要な分を追加していきます。すべての入力フォーム設定が終了したら保存すれば作成できます。作成後は入力できるかどうかテストを行います。

有料版PDFソフトならではの
セキュリティ機能もチェックする

手書き機能

テキスト文字ではなく、タッチペンなどにより手書きの文字や絵を挿入できる機能です。この機能を使って赤入れ指示を入れたり、手書き風の署名を行うことができます。選択して削除も簡単にできます。

また専用のPDFソフトを使わなくても、PDFを表示できるソフトに手書き機能が搭載されている場合があります。例えばWindowsのブラウザ「Microsoft Edge」ではPDF表示だけでなく手書入力が可能となっています。

ocr 変換機能

OCRとはOptical Character Recognitionの略で光学的文字認識のこと。例えばスキャナで文書を読み込んでも単なる画像として保存されるだけですが、OCR変換機能を使えば文書内の文字を認識しデータ化できます。

OCR変換機能を使ってPDFを作成すると自動でテキストデータが埋め込まれるため、後から編集したり、テキストを追加することも可能です。なお文字認識は100％正しく変換されるとは限らないためチェックは必要です。