PDFは、ビューワーなどのアプリやブラウザで開くことが可能です。しかし、何らかの原因で開かない・閲覧できないケースもあります。ここでは、PDFが開かない原因と、開けない時の対処方法について解説します。
もしPDFが開かない場合、さまざまな原因が疑われます。個々のケースによって異なりますが、主な原因は次のいずれかです。
まずはPDFファイルに対応しているアプリが入っているかチェックし、アップデートや再インストールを試してみましょう。他のPDFが開ける時は、開けないPDFを再ダウンロードするか、再変換してみるのも手です。
Microsoft EdgeでPDFが開かない場合、ブラウザのキャッシュ(一時ファイル)を削除してみましょう。設定からメニューを開き、「プライバシー、検索、サービス」の項目を選びます。画面を下へスクロールした場所にある、「クリアするデータの選択」を選びましょう。期間は「全ての期間」を選び、「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ、ボタンを押せばキャッシュをクリアできます。
キャッシュクリア後、PDFが開けるか試してみましょう。もし開かない時は、PDFに問題が生じている可能性があります。
既存のブラウザで開けない時は、PDFをダウンロードしてみるとよいでしょう。ダウンロードしたPDFをビューワーなどのアプリで読み込み、開けるかどうか確認することをおすすめします。もしPDFを開ける場合はブラウザに、開けない場合はPDFファイル自体の問題が疑われます。
PDFをダウンロードする方法はブラウザによって異なります。Chromeの場合、PDFを選択した後に右クリックし、「名前を付けてリンク先を保存」を選ぶとダウンロードできることがあります。いずれにせよ、ブラウザで開かない時はダウンロードを試してみましょう。
スマホでPDFが開かない時は、OSをアップデートしてみましょう。古いバージョンでは、何らかの原因でPDFが開かなくなっている可能性もあります。システムを更新し、最新版にしてみることをおすすめします。
規定で開く設定の見直しも行いましょう。スマホは、ファイルによって開くアプリを決められます。しかし、複数のアプリがインストールされている場合、その影響で設定が変わり、ファイルを開けなくなることがあります。
Androidの場合、まず設定を開き、「アプリと通知」をタップしましょう。次に「全てのアプリを表示」をタップし、PDFが開けない原因になっているアプリを選びます。「詳細設定」から「デフォルトで開く」をタップし、「設定の消去」を洗濯しましょう。これでPDFを開けない時は、アプリのアンインストールも検討が必要です。
ブラウザやアプリの設定見直しや、OSアップデート後も変化がない時は、PDFそのものが破損している可能性があります。古いPDFは削除し、再転送・再ダウンロードしてみましょう。
他のPDFが開けるかチェックしてみるのも手です。他のPDFが正常に閲覧できる場合、開けないファイルに問題が生じています。再転送などを試すのはもちろん、それでも解決しない時は再度PDFを出力・変換してみましょう。
ここではペーパーレス化を目指す企業・自治体に向けて、有料版PDFソフトを調査。
PDFの作成・編集/加工・セキュリティといった基本的機能に加えて、安心・安全にビジネスで使っていける機能(※)を持つ“高機能”な製品の中から、企業ニーズに合わせたオススメの3製品を紹介しています。
※タイムスタンプ、電子印鑑/電子サイン機能の搭載&PDF/A、PDF2.0(ISO-32000-2)への対応
今回調査した20製品の内、ペーパーレス化に必要な機能(※1)を持つ製品の中で、最も導入コストの安いSkyPDF Professional 7。そういった機能性やセキュリティ機能、コストパフォーマンスの高さが評価され、様々な企業・官公庁への導入実績を誇ります。
Officeソフト「JUST Office」やワープロソフト「一太郎」と同じメーカーによって開発されたPDFソフト。
そういった連携ソフトから直接PDFを作成・編集できるなど、日常的に同ソフトを使用している企業にとっては、高い業務効率化が図れます。
業界内で圧倒的な知名度・実績を誇るAcrobatシリーズ。中でも同ソフトは、Photoshop、illustratorといったソフトを使用する制作現場のペーパーレス化にオススメ。ソフトの開発元企業だからこそできる、スムーズなPDF変換が期待できます。