Adobe Acrobat Reader DCは、知名度の高いPDF閲覧ソフトです。ここでは、Adobe Acrobat Reader DCの基本情報や特徴などを解説します。
価格 | 無料(試用版) |
---|---|
対応OS | Windows 11/バージョン1809 以降の10(64ビット)、Windows Server 2016/2019(64ビット) |
CPU | Intel®またはAMDプロセッサー、1.5GHz以上のプロセッサー |
メモリ | 2GBのRAM |
ディスク空き容量 | 英語版:900MB、その他の言語版:1GB |
Adobe Acrobat Reader DCは「PDF」というファイル形式を開発したアドビ株式会社によって提供されているPDF閲覧ソフトです。
そのため、PDFを知り尽くしている会社が作ったソフトといえます。自社で開発したPDFファイルを活用してもらうためにつくられた公式アプリです。
使い勝手が非常に良いのも特徴といえます。PDFファイルをダブルクリックで開くだけで内容が表示されます。
メニューの上部には拡大・縮小、移動、選択、印刷などができるアイコンが並んでおり、直感的な操作が可能です。
もともと、PDF閲覧ソフトとしては「Adobe Reader」が使用されていました。ですが、現在はその後新たに登場したAdobe Acrobat Reader DCが標準となっており、ユーザーインターフェイスも改良されています。
例えば、ツールセンターがタッチパネルでも使いやすくなっているので、パソコンだけではなく、タブレットなどでも利用しやすいでしょう。
単純にPDFファイルの閲覧ができるだけではなく、他にも便利な機能が搭載されています。
例えば「注釈」の追加です。使い方は簡単で、ノート注釈、ハイライト表示、テキストボックスなどが追加可能です。
ノート注釈では、文章内のコメントに注釈を追加できます。何か訂正の依頼をノート注釈で追加したり、そのコメントに対して返信したりもできるのが特徴です。ハイライト表示では、選択した文章にマーカーを追加できるほか、テキストボックスも同様に文書内に追加できます。
その他の装飾機能として、下線や打消し線、手書き線の描画、スタンプ、ファイルの添付、描画ツールなどが用意されているのも魅力です。
これらの機能を使い、資料内に簡単なメモや注意書き、指示書などを書き込むこともできます。
利用回数に制限はありますが署名機能も搭載されており、キーボード入力のほか、手書き、手書き署名画像の挿入などでの署名に対応しています。
シンプルで直感的な操作ができることから人気のWEBブラウザであるGoogle Chromeでは、Adobe Acrobat Reader DCに関する拡張機能を用意しています。拡張機能を活用することで様々なデバイスからファイルにアクセスできるようになります。
PDF形式を開発した会社が作ったPDF閲覧ソフトということもあり、多くの方が利用しています。例えば、ビジネスシーンなどではPDFファイルを開く際にAdobe Acrobat Reader DCを使うことが前提となっているようなケースもあります。
無料版のAdobe Acrobat Reader DCでも機能性は高いのですが、有料版にすることで無料版ではできないような作業が可能になります。
例えば、PDFの作成や、PDFファイルのワード・エクセル形式での書き出し、パスワード設定、署名フィードバッグなどです。必要に応じて有料化も検討してみると良いでしょう。
公式の紹介動画はありませんでした。
2023年11月時点で確認ができませんでした。
導入事例について公式HPに記載が見つかりませんでした。詳しくはAdobe Acrobat Reader DCを提供するアドビ株式会社までお問い合わせください。
社名 | アドビ株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー |
電話番号 | 03-5740-2400 |
公式HP URL | https://www.adobe.com/jp/ |
ここではペーパーレス化を目指す企業・自治体に向けて、有料版PDFソフトを調査。
PDFの作成・編集/加工・セキュリティといった基本的機能に加えて、安心・安全にビジネスで使っていける機能(※)を持つ“高機能”な製品の中から、企業ニーズに合わせたオススメの3製品を紹介しています。
※タイムスタンプ、電子印鑑/電子サイン機能の搭載&PDF/A、PDF2.0(ISO-32000-2)への対応
今回調査した20製品の内、ペーパーレス化に必要な機能(※1)を持つ製品の中で、最も導入コストの安いSkyPDF Professional 7。そういった機能性やセキュリティ機能、コストパフォーマンスの高さが評価され、様々な企業・官公庁への導入実績を誇ります。
Officeソフト「JUST Office」やワープロソフト「一太郎」と同じメーカーによって開発されたPDFソフト。
そういった連携ソフトから直接PDFを作成・編集できるなど、日常的に同ソフトを使用している企業にとっては、高い業務効率化が図れます。
業界内で圧倒的な知名度・実績を誇るAcrobatシリーズ。中でも同ソフトは、Photoshop、illustratorといったソフトを使用する制作現場のペーパーレス化にオススメ。ソフトの開発元企業だからこそできる、スムーズなPDF変換が期待できます。