ここでは、ビジネスシーンで安心して活用できる“有料版”のPDFソフトを一覧で紹介しています。
無料製品と有料製品の大きな違いは「PDFデータの編集や文字入力機能」と「セキュリティ機能」の2点。
もしあなたが個人情報を含むデータを用いたり、PDFに直接文字を入力するなどといった、ビジネスシーンでのPDF活用をお考えであれば、有料版製品ならではの機能が必要になってきます。
このサイトでは、そういった企業向けに、自社の状況別にオススメの有料版PDFソフトをご紹介しています。
PDFの生みの親として、多くのユーザーに親しまれているAcrobat Pro DC。「Adobe Scan」と連携すれば、レシートやホワイトボードの記入内容までPDF化することが可能。ISO規格に準拠しているほか、電子署名にも対応しています。監査証跡がオンラインに保存できるので、有効性を担保するのに役立ちます。
EaseUS PDF Editorは、29言語のOCRに対応しているPDFソフト。海外向けの書類作成や、海外企業との契約が楽になります。また、デジタル署名に対応しており、編集作業に権限を付与することも可能。セキュリティ対策が講じられます。
いきなりPDF 最上位版COMPLETEは、シンプルなビューアにより素早い起動を実現させたPDFソフト。メモリ容量が少ないので、業務効率のアップにも貢献。また、電子署名に対応しており、契約書類の作成にも対応できます。
EXPERT PDF ULTIMATEは、200種類以上のファイル形式の相互変換ができます。また、IRIS OCRの機能を搭載しており、紙書類の文書・画像からテキスト化が可能。手入力業務が少なくなり、現場の負担軽減に繋がるでしょう。
eXpert PDF 12 Ultimateは、スキャナやクリップボードから直接PDF作成ができるソフト。2つのPDFファイルを比較し、差分をハイライトで表示することも可能です。また、ウォーターマークの付与ができるので、図や文書の著作権保護に役立ちます。
eXpert PDF 12 Ultimateについて詳しく見る
ABCpdf .NET 12Jは、PDFレンダリングもできるPDFソフト。第三者の認証機関が発行するタイムスタンプの付与に対応します。また、オーナーとユーザーのパスワードを別々に設定できるので、指定した人のみ編集ができる状態がつくれます。
ApowerPDFは、紙書類のスキャンに対応するOCR機能を搭載しています。作成したPDFファイルはhtmlや画像形式での書き出しも可能。また、電子印鑑画像やサイン画像の付与が行えるため、承認作業がスムーズに行えます。
CubePDFは、1,800万ダウンロード(2021年4月調査時点)されているオープンソースのソフトウェアです。有料版を取得することで、サポートが受けられるようになります。Cubeシリーズとして、PDF関連のソフトウェアを多数展開。PDFファイルから画像の抽出や、閲覧のみに特化したソフトウェアも展開しています。
Quality Gaaiho PDF Suiteは、すかし挿入機能があるPDFソフト。セキュリティ性を高めることができます。また、特定の電子印鑑システムとの連携も可能で、電子契約書類の作成が行えます。
Quality Gaaiho PDF Suiteについて詳しく見る
JUST PDF 5 Proは、差異の検出機能を搭載しています。2種類のPDFを比較して、修正した箇所を検出。チームでの共同作業を支援します。また、任意の文字を削除する機能もあるため、入力業務の負担を軽減することが可能です。
瞬簡PDF 統合版12は、4つのPDFに関わるソフトウェアを同梱しています。直接編集が行えるソフトや、紙書類のテキスト化ができるソフトが入っており、幅広い業務の負担を軽減させます。
SkyPDF Professional 7は、ビジネスシーンで安心して使えるように、セキュリティ面にこだわって作られたPDFソフト。また、長期保存ができる規格にも対応しており、契約書類や請求書の長期保存にも向いています。
SkyPDF Professional 7について詳しく見る
Smallpdf プロは、アップロードデータが1時間後に自動でサーバーから削除されるPDFソフトです。任意のパスワード設定も行えるため、セキュリティ性を確保できます。また、デジタル署名や署名者の識別にも対応します。
PDF-XChange Proは、数多くの国々で利用されているPDFソフト。透かし機能やパスワード設定がついているほか、デジタル署名にも対応しています。また、墨消し機能では、コピー機能を利用できなくなるので、情報漏洩対策になります。
PDF Extraは、ePub形式への変換に対応しています。電子書籍が作成できるので、パンフレットやカタログ作成に役立ちます。また、デジタル署名や、チェックマークの挿入機能が使えるため、社内での回覧部署の作成も可能です。
PDFelement Proには、PDFフォームの作成機能が付いています。フォームを配置することで、簡単な電子署名を可能に。また、権限付与のパスワード設定ができるため、担当者以外の編集を禁止できます。
PDFTOPDFは、コマンドライン形式を採用しており、バッチ処理による一括変換ができます。また、テキスト抽出機能があるので、指定した文字コードUnicodeなどの出力が可能。さらには、バーコード機能により、納品書の作成が容易になります。
PDFリーダーは、クラウド連携ができます。ドキュメントを管理しやすく、PDFファイルの共有や共同作業が実施しやすくなるでしょう。また、電子書籍のファイル形式経の変換にも対応しています。
Foxit PDF Editor Proは、レイアウト崩れがないパラグラフ編集ができます。テキストボックス内で編集を行い、配置や傾きも直感的に調整することが可能。注釈機能があるので、チーム作業も進めやすくなります。
やさしくPDFへ文字入力 PROは、初めてPDFソフトを利用する人でも扱いやすいソフトウェアです。PDFファイルの作成や編集、入力フォームの設定まで簡単に行えるので、社内で直ぐに活用することが可能でしょう。
iLovePDF デスクトップは、処理されるファイルをすべて暗号化し、高いセキュリティでしっかりと守ってくれるソフトウェアです。無料と有料のものがあり、有料の場合はチームの人数に合わせて段階的に料金が設定されています。用途がビジネスで大人数の場合は割引制度もあり、わかりやすい料金で導入しやすいです。
PDF Candy WebはWeb上で気軽に文書処理が行えるツールです。多彩な機能があり、さまざまな用途に利用可能です。
Soda PDF Onlineはオンラインで利用できるPDF変換ツールです。ファイルをアップロードするだけで自動変換が行われるため、面倒な操作は必要ありません。PDFへの変換、PDFからの変換のどちらも利用できます。
KINGSOFT PDF Proは、機能が充実したPDF編集ソフトです。編集機能では、PDFを直接編集できます。さらに、オフィス形式に変換したり、画像に変換できたりするのも特徴です。PDFファイルの暗号化設定が搭載されているため情報漏洩や内容の改ざん対策としても役立ちます。初回導入時のライセンス認証後はオフラインでも活用できます。
活文 PDF Libraryは、サーバー型のPDF編集ソフトです。多重変換に対応しているため、大量の文書も高速に処理できるのが強みです。また、セキュリティ機能が非常に充実しています。ダウンロードを禁止にできるほか、印刷・変更禁止、コピー&ペーストの禁止などにも対応しているソフトです。インタフェースも複数用意されています。
ABBYY FineReader PDF 15はシンプルな操作画面が特徴的で、直感的に利用できるソフトです。PDFファイルや画像などから、文字、表、グラフなどを読み取り、文字検索に対応したPDF、Word、Excel、CSV、テキストなどに変換できます。198の言語に対応していることから、1つのファイル内に複数の言語が混在している場合も利用可能です。
ABBYY FineReader PDF 15について詳しく見る
PDF Xpressは、簡潔なコードで迅速かつシンプルにアプリケーションをカスタマイズできるPDFソフトです。ページの分割・操作、PDFの生成・編集、強力な圧縮機能、セキュリティ設定・アクセス許可などの機能を備えています。ファイル形式の異なる複数のドキュメントをまとめたPDFポートフォリオの作成も可能です。
なんでもPDF8は、あらゆるソフトの出力をPDFにできる変換ソフトです。ExcelやWordをはじめとして、印刷が可能なソフトならなんでもPDFに変換できます。PDF8で作成したPDFファイルは無料の閲覧ソフト「Adobe(R) Reader(R)」を使用し、スマートフォンやタブレットでも閲覧可能です。
AxelaNoteはPDF原本に透明シートを重ねて編集できるPDFソフトで、注釈禁止・印刷禁止のPDFファイルにも書き込み出来ます。制限されたPDFは印刷できないのが一般的ですが、AxelaNoteは透明シートを編集するため、制限されたPDFでも印刷可能です。また手書きフル対応のため、「ペーパーレス化に取り組んでいるけれど、手書きにこだわりたい」というニーズにも応えられます。
DocuWorksは、業務改善を支援するためのソフトウェアであり、机の上で紙の文書を扱うのと同じような感覚で電子の紙の文書が利用できます。文書の一元管理機能により、机上の環境をそのままPC上に再現でき、機能の一つとしてPDF変換機能が利用可能です。操作性に優れており、印刷ダイアログやお仕事バーのボタンを使って手軽にPDF変換ができます。
PDF Shaperは、多機能なPDF編集ソフトです。PDF編集に求められる基本的な操作はもちろんのこと、メタデータの編集や複数のファイルの結合、回転、トリミングなど、さまざまな機能が搭載されています。3つのプランが用意されており、フリープランでも最低限の機能は利用可能です。有料版にも10日間無料トライアルが用意されています。
企業向けのサービスであるWPS Cloud Proは、業務効率化のためのさまざまな機能が搭載されています。PDFファイルの編集では、ドキュメントをPDFに変換できるほか、PDFファイルの閲覧・作成・編集・圧縮・結合・分割・画像への変換、画像からの逆変換など、多機能が魅力です。オフィスソフトの管理に役立つ組織管理コンソール機能も便利です。
Kofax Power PDFではスモールビジネスおよび個人向けとして活用できるプランのほか、企業向けプランも用意されています。価格を抑えたPower PDF Standardプランは、基本的な機能に加え、変換と編集の高速化に適したプランです。Power PDF Advancedプランはセキュリティと共同作業を強化しています。フリートライアルが用意されているので、使いやすさを判断しやすいでしょう。
DOCX、XLSX、PPTX、PUBX、HTML、TXTなどを手軽にPDFファイルに変換できるWindows用のPDFプリンタドライバです。プランの種類が非常に豊富であるため、目的の機能などに合わせて適したプランを選択し、導入できます。30日間の無料トライアルが用意されているほか、チュートリアルは動画で確認可能なので、使いやすさも判断しやすいです。
CutePDF Professionalは、豊富な機能が用意されているソフトウェアです。一度購入すれば、あとはライセンス料やアップグレード費用、サポート費用などはかからないので、継続して費用が発生するようなソフトウェアは避けたいと考えている場合にも向いています。ライセンス数によって利用料金が変わるため、利用者数に合わせて活用できます。
PDF ExpertはiOSやMacで利用できるアプリです。iOSとMacでは多少機能が異なるので、確認が必要です。PDF作業を簡単にするためのさまざまなツールが搭載されており、わかりやすいインタフェースも特徴的です。直感的に作業ができるので、難しく感じることもないでしょう。閲覧や注釈付け、編集、フォーム入力、サイン記入など機能が充実しています。
PicoPDFは、簡単操作ができるように作られているPDF編集ソフトです。画像や文字の編集や差し替え、電子署名やコメントの挿入なども行えます。インターネット上に文章をアップロードすることなく、オフラインで作業をすることも可能です。挿入した画像のサイズ変更や移動も簡単に行えるので、難しい操作が苦手な場合にも向いているでしょう。
PenConnect PDFでは、わかりやすいインタフェースが特徴的なPDF編集ソフトです。ページの分割や日付印・スタンプの挿入など、便利な機能も搭載されています。また、PDFデータからテキストを選択してCSVとして書き出したり、アノテーション履歴をCSVで書き出したりできる機能も便利です。バージョンアップが繰り返され、使いやすいように更新されています。
Handbookは、デジタルサイネージ機能・カンファレンス機能など複数の機能を搭載したモバイル向けのコンテンツ管理システムです。画像・動画・資料などを一括で管理しながら、テレワークや在宅ワークへの活用、営業ツールや接客ツールなどに利用することができます。東京メトロで導入されるなどの実績もあるツールです。
Nitro PDF ProはアメリカのNitro Software社が提供しているPDFツールです。PDFテキストを編集したり、リンクやファイルを埋め込んだりする機能のほかにも、パスワード保護や暗号化、電子署名ソリューションとも組み合わせられます。複数の言語でサポートされているため、直感的な操作が可能です。
PDFtkはPDF Labsが提供しているフリーソフトウェア・シェアウェアです。シェアウェアは買い切り型であり、PDFファイルの起動・読み込み・追加・圧縮・閲覧・結合・分割・書き込み・コピー・削除・回転・パスワード保護と多彩な機能が使用可能。コマンドラインツール「PDFtk Server」も付属しています。
見たまま画面PDFは、株式会社アイアールティーが提供している買い切り型の有償ソフトウェアです。PDFファイルへの変換のほか、パソコンの画面をそのままキャプチャして保存することができます。操作画面や動画サイトのワンシーンなどをキャプチャすることができ、PDFファイルに変換したあとは編集や権限設定が行なえます。
SwifDoo PDFはPDF Labsが提供しているフリーソフトウェア・シェアウェアです。3ヶ月プラン・2年プランはそれぞれサブスクリプションとして提供されていますが、永久ライセンスとして買い切ることも可能です。シンプルなインターフェースが特徴で、PDFの変換・編集・マージ・分割・圧縮が可能。PDFを画像形式などに変換することもできます。
LightPDFはWangxu Technologyが提供しているオンラインPDFエディターです。フリーでの利用のほかにすべての機能が使える有償の個人版・商用版プランも提供されています。PDFへの変換はもちろん、画像ファイル形式への変換やPPT・CADからのPDFへの変換も可能。クラウド上で署名が行える便利機能も搭載されています。
UPDFはSuperace Software Technologiesが提供しているオールインワンPDFエディターです。電子書籍やテキストファイルといったPDFの編集に不可欠な機能が豊富で、便利な編集ツールも搭載。PDFの編集・閲覧・形式変換・ページ整理・OCR処理といった機能を直感的に行うことができます。
DioDocs for PDFはグレープシティ株式会社が提供するPDF作成用APIライブラリ・PDFビューワです。軽量なAPIアーキテクチャでC#およびVB.NETのコードからPDFファイルの作成・編集が行えるほか、100種類を超えるPDF操作機能をAPIの操作によって実現することができます。
GoodNotesは、GoodNotes Limitedが提供しているデジタルノート作成・閲覧アプリです。iPadを使って手書きのメモやノートが作成でき、音声の録音と添付、その他豊富な機能でPDFファイルとして編集できます。追加料金なしでMac用アプリをダウンロードできるため、作成したファイルはMacでも閲覧できます。
強力な多目的機能を搭載しているPDFエディター。複数のファイルを1つに結合したりソース文書を複数の文書に分割したり、PDFファイルにコメントを付けたりすることが可能。光学式文字認識やPDFブックマーク、仮想PDFプリンター、デジタル署名、PDFドキュメントの作成など幅広い機能が利用できます。
pdfToolboxはWordやExcel、PowerPointなどのオフィスファイルをメインウィンドウにドラッグ&ドロップするのみですばやくPDF変換可能。またカラー変換プリセットが搭載されており、誰でも簡単にカラーやモノクロの印刷用PDFを作成できます。印刷用PDFを作成するのに便利な機能が多数搭載されているPDFツールです。
ブラウザで利用可能なオンラインツール。PDFファイルをアップロードするのみで自動的にツールが実行されます。アップロードしたファイルと出力されたファイルは、2時間後に自動的に完全削除されるため安全です。またsejda PDF Editerは教育を重視するオンラインPDFエディターで、教師には無料で提供しています。
ここではペーパーレス化を目指す企業・自治体に向けて、有料版PDFソフトを調査。
PDFの作成・編集/加工・セキュリティといった基本的機能に加えて、安心・安全にビジネスで使っていける機能(※)を持つ“高機能”な製品の中から、企業ニーズに合わせたオススメの3製品を紹介しています。
※タイムスタンプ、電子印鑑/電子サイン機能の搭載&PDF/A、PDF2.0(ISO-32000-2)への対応
今回調査した20製品の内、ペーパーレス化に必要な機能(※1)を持つ製品の中で、最も導入コストの安いSkyPDF Professional 7。そういった機能性やセキュリティ機能、コストパフォーマンスの高さが評価され、様々な企業・官公庁への導入実績を誇ります。
Officeソフト「JUST Office」やワープロソフト「一太郎」と同じメーカーによって開発されたPDFソフト。
そういった連携ソフトから直接PDFを作成・編集できるなど、日常的に同ソフトを使用している企業にとっては、高い業務効率化が図れます。
業界内で圧倒的な知名度・実績を誇るAcrobatシリーズ。中でも同ソフトは、Photoshop、illustratorといったソフトを使用する制作現場のペーパーレス化にオススメ。ソフトの開発元企業だからこそできる、スムーズなPDF変換が期待できます。