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SkyPDF Viewer 7

SkyPDF Viewer 7は、無料で利用可能なPDF閲覧ソフトです。PDFファイルの表示のほか、印刷、文字検索やイメージ抽出が行えます。
ここでは、SkyPDF Viewer 7の基本情報や特徴を紹介します。

SkyPDF Viewer 7公式HP
引用元SkyPDF Viewer 7公式HP(https://www.skycom.jp/)

SkyPDF Viewer 7の基本情報

価格 無料(試用版)
対応OS Windows 11(64ビット)、Windows 10(32ビット/64ビット)※ARM版Windowsは対象外
CPU 1GHz以上(利用するOSの推奨以上)
メモリ 32bit:1GB、64bit:2GB以上(利用するOSの推奨以上)
ディスク空き容量 200MB以上

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SkyPDF Viewer 7の特徴

複数ファイルの高速閲覧に対応

SkyPDF Viewer 7では、最大20までPDFファイルの表示が可能です。一つひとつ開いたり閉じたりする必要がないので、効率化にもつながるでしょう。

操作の方法はとても簡単で、ドラックで複数のPDFファイルを選択したら、あとはソフトのアイコンの上にドラッグ・ドロップするだけです。SkyPDF Viewer 7内からも複数ファイルを開けます。

便利な機能を多数搭載

まず、PDFファイルがISO32000-1の規格に準拠しているか確認するためのチェッカー機能が搭載されています。ISO32000とは、PDF関係の国際規格です。
また、PDFファイルが開けないような場合は、エラーの原因を確認できます。

それから、文字検索用フィールドに入力した内容は記憶されるため、同じ単語を検索したい場合は候補アイコンをクリックするだけで検索可能です。複数のPDFファイル間で同様の単語が表示されます。

ツールバーは自分の好みのサイズに合わせて変更が可能です。例えば、他のファイルや画面なども開きながらディスプレイの隅で小さくSkyPDF Viewer 7を表示しておくといったこともできます。

公開鍵暗号方式に対応

SkyPDF Viewerのほか「SkyPDF Standard」「SkyPDF Professional」でも公開鍵暗号方式(PKI)によって暗号化されたPDFファイルの閲覧ができます。

公開鍵は、PDF文書を発行する方が受取人の公開鍵を使ってPDF文書を暗号化する形です。ファイルを受け取った方は自分の秘密鍵を使用してファイルを復号化することで閲覧ができるようになります。

受取人は複数指定することも可能となっており、万が一関係のない人にファイルが渡ってしまったとしても鍵がなければファイルが表示されることはありません。安全性の高い方法です。

インターフェース切り替え機能を標準実装

SkyPDF Viewer 7では、日本語だけではなく、英語・中国語(繁体字/簡体字)のユーザーインターフェイス切り替え機能が実装されています。そのため、グローバル企業で採用するPDF閲覧ソフトとしても向いているでしょう。

言語を切り替える際はPDFを表示している際にメニューから該当の言語を選択するだけで良いので、操作方法も簡単です。SkyPDF Viewer 7はわかりやすいアイコンデザインも採用しているため、全体を通して直感的に使用できます。

SkyPDF Viewer 7の紹介動画

公式の紹介動画はありませんでした。

SkyPDF Viewer 7の操作画面

SkyPDF Viewer 7の操作画面
引用元:SkyPDF Viewer 7公式HP(https://www.skycom.jp/free/)

SkyPDF Viewer 7の導入事例

被災者支援システムでの採用

兵庫県にある西宮市での導入事例です。西宮市では阪神・淡路大震災の際、被災者台帳などの作成ができる被災者支援システムを共通化して財務省を通す形で全国の自治体に配布しました。

このシステムに活用されているのがSkyPDF Viewerです。導入の決め手として、国内メーカーであり迅速な対応が期待できること、米国製ソフトで必要な利用申請等の手続きが不要であることなどを挙げています。 また、外字(外国の文字)を正確に表示できることから、人名の間違いを防げるのも採用の大きな理由です。

SkyPDF Viewer 7の企業情報

社名 株式会社スカイコム
本社所在地 東京都千代田区神田松永町19 秋葉原ビルディング10F
電話番号 03-5289-0788
公式HP URL https://www.skycom.jp/